「サイン」第5話ネタバレ感想!正しさだけでは何も変わらない?
慶徳小笠原病院の同時期に起きた2人の不審な死。
そして25年前に慶徳小笠原病で死亡した安本祥子は関係しているのか?
第5話の内容(ネタバレ)と感想を紹介します。
「サイン」 第5話の内容(ネタバレ)!その1
失踪していた慶徳小笠原病院の元看護婦長谷部麗子が遺体で発見される。
司法解剖をするが、遺体からは何も発見されなかった。
柚木と警視庁捜査一課の和泉は何かの毒物で殺害されたと推測するが...証拠が出てこない。
しかし、柳が死んだ時「吐き気や呼吸困難を起こしたように倒れた」のは典型的な毒物中毒症状だった。
死んだ2人は死ぬ直前に小笠原に会っていたのだが...
また柚木は和泉に25年前に慶徳小笠原病院で手術をうけた「安本祥子」について調べるように依頼する。
「安本祥子」は術後容態が急変し死亡していた。その執刀医が小笠原達三で、そして解剖したのは兵藤元医院長だった。
捜査一課の高橋は「安本祥子」の手術の詳細を調べる。
そこで判明したのが、第二助手が馬場誠二、麻酔医が柳輝久、看護師が長谷部麗子で3人とも手術に関わっていたのだった。
和泉は小笠原達三の医療ミス「安本祥子」が死亡、3人はそれを知っていた。ネットの慶徳小笠原病院の医療ミスの書き込みを見て小笠原は焦り口封じの為、3人を殺したと推測。
そして最後にいた第一助手だった「門田康則」も死んでしまった。
「サイン」第5話の内容(ネタバレ)!その2
和泉は死んだ長谷部麗子について不審な点があり、携帯の通信履歴を調べてみたところ7月23日が最後だった。つまり死んでから10日経っていた。
中園は死んで10日も経っていたら腐敗が進んでいると言うが、「日本法医学研究院」の春日は水銀化合物を摂取していたのではないか?と推測。
水銀化合物の中には強い脱水作用があるものがあり、体内の水分が失った遺体は腐敗の進行が遅れるのだった。
柚木はその水銀を「アンチモン」と予測する。
その「アンチモン」を調べている最中、伊達がやってくる。
伊達は小笠原が「アンチモン」を使い4人を殺害したと柚木に言う。
柚木は「なんでわかる!」と問い詰める。
伊達は過去にも同じ方法で殺害事件があったと証言する。
そして伊達は25年前の「安本祥子」の手術で起こったことを知っていた。
その内容は、小笠原は手術でミスを犯し「安本祥子」を死なせた。当時小笠原の父親は息子のミスを隠蔽。スタッフを口止めしたが、「安本祥子」の父親が納得せず解剖を要求。
その解剖を担当したのは兵藤元医院長。
兵藤元医院長は「日本法医学研究院」の設立の為奔走し、厚生大臣の強い味方を得て法案を通す目前まで来ていた。
しかし、その厚生大臣が小笠原家と深い繋がりがあり厚生大臣から解剖結果を捏造の圧力がかかり、「日本法医学研究院」の設立の為、小笠原達三の医療ミスを隠蔽してしまう。
だがまだ話は終わらなかった。一人だけその事実を知っていた人物がいた。その人物が柚木の父親だった。
柚木の父親は事実を公表すべきと言うが、発覚を恐れた小笠原親子は「アンチモン」で柚木の父親を殺害してしまう。
また小笠原親子は念には念を入れ兵藤元医院長に柚木の父親を自殺と処理するよう依頼する。兵藤は柚木に同情し事故死として解剖結果を出した。
伊達はこれらがあかるみになると「日本法医学研究院」と兵藤元医院長の信頼が失墜し未来の為と柚木を諭す。
捜査一課和泉は慶徳小笠原病院の3人の医師と元看護師の死因が小笠原による「アンチモン」中毒の毒殺と断定。
柚木に「アンチモン」による中毒死と意見を求めるが、柚木は「窒息死」による死亡と断定してしまう。
これにより「日本法医学研究院」と兵藤元医院長を守ったのだった...
「安本祥子」の父親は小笠原達三の元を訪れた。父親は小笠原の医療ミスを知っており謝罪を求める。
小笠原はまた「アンチモン」で父親を殺害しようとするが、自身も父親から毒を盛られお互い死んでしまう。
柚木は一連の経緯を隠した原因で、2人を死なせてしまったと自分を責めるのだった。
そして柚木はまた「日本法医学研究院」を去る。
「サイン」第5話の感想!
第5話で「日本法医学研究院」の設立経緯、兵藤元医院長、伊達が権力にこだわるワケと柚木の父親の死などが全てわかった回でした。
伊達が最後に柚木に言った「正しさだけでは何も変わらない」のセリフが、今の柚木の立場を印象付けていますね。
第6話では新しい話が始まりますが、少し疑問に思うことが...
それは第1話で男性アイドルが何者かに殺された事件はどうなったのでしょうかね? あの謎めいた女性は?
その辺も徐々に明らかになってくれば面白くなると思うのですが...
第6話に期待したいです。