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「サイン」 最終回ネタバレ感想!解剖医の仕事は死んだ人の声を聴く事!

   

 

「サイン~柚木貴志の事件~」が最終回を迎えました!

中園は”青い繊維”を伊達に渡してしまうのか?

最終回の内容(ネタバレ)と感想を紹介します。

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「サイン」 最終回の内容(ネタバレ)!その1


 

中園は伊達に妹を助ける条件に”青い繊維”を渡すよう迫るが、中園はそれには応じなかった。

法医研に戻った中園は伊達の件を話す。伊達に渡さなかった理由は「私に解剖医の使命を教えてくれた。私は柚木先生のような解剖医になりたいと思っています」と話した。

“青い繊維”の検査結果が出たが、島崎楓のぬいぐるみの繊維の成分とは不一致だった。

”青い繊維”の成分が不一致だったのは、伊達が別の”青い繊維”を部下に取りかえさせて検査結果を捏造させたのだった。

柚木はその行為を伊達の仕業と見抜き、伊達に攻寄る。

伊達は「革命を起こす」、「警察の言いなりで自主自立できない、世論は死人に税金を使う事に反対だ!その結果予算も人員も削られている、この国の解剖率はかなり低い死人不明社会と言われている、こうゆう現状を変えるには革命しかないんだ!」と真っ向から反論する。

柚木は「警察から独立出来たとしても、今度は政治家島崎藤一郎の言いなりになる。結局法医研もあなたも権力に服従するだけだ。解剖医の仕事は”天の声”を聞くことではありません。死んだ人間の声を聴く事です。それが解剖医に出来る唯一の仕事です」と自分の考えを主張したのだった...

法医研に島崎楓が来た。そして柚木を挑発してくる。

和泉は一連の捜査の責任を取らされ、「押収管理室の室長」に左遷させられることになり異動までの一週間一切の捜査を禁じられた。

柚木は違う証拠を掴もうと北見永士の殺された現場会場の監視カメラを再度調査していた。そしてある画像のタイムコード4分切り取られているのがわかる。

誰か映像データを削除した可能性が出て来た。

和泉に楽屋前カメラの9番カメラのマスターデータがないか確認させるように依頼。高橋が当時の鑑識官を調べ、その人物は”オクノ”だった。

”オクノ”は病気で入院中だった。柚木と高橋は監視カメラの事を聞くが「知りません」と言うだけだったが、何か知っていた様子だった...

妻に「何か隠しているならこの際..」と言われて決心して、柚木に9番カメラのマスターデータを渡すことを約束した。

”オクノ”は何物かにデータの削除を無理矢理依頼され、お金をもらっていた。

柚木は高橋に連絡し午前11時に取りに行くが、その情報が警察内部のスパイにばれてしまい佐々岡に取られてしまう。

「サイン」 最終回の内容(ネタバレ)!その2


 

証拠が全部なくなり和泉は「やりつくした」と話すが、柚木「諦めるつもりはない」と言い、和泉に行き急いでいないと不安がる。

柚木は「人間はそう簡単に変わらないな」と言って別れた...

中園は法医研にいた柚木に美晴に頼んでいた亜硝酸アミムを渡す。

柚木は中園に「お前の欠点はいちいちムキになる事。一つの事に夢中になり過ぎて全体を見る事が出来なくなる。ミクロを見る目とマクロを俯瞰して見る目を使えわけないとお前が目指している兵藤院長のような解剖医にはなれないぞ」と急にアドバイスじみたことを話した。最後に「真摯に遺体と向き合え、声なき声に耳を傾けろ。目の前の遺体が発するサインを見逃すな」と言い残して別れた。

そして柚木は島崎楓に電話し「面白い物を見つけました。事件当夜あなたが北見永士の楽屋に入り出てくる姿が映っている映像です」と言い自宅に呼んだ。

島崎楓が来る前柚木は中園に電話しこれから1時間後に来るように依頼した。

柚木は画像データのディスクを見せて島崎楓に罪を償うように言うが、応じなかった。

それから間もなく中園が柚木の自宅に到着。家の中に入ると柚木は死亡していた...

法医研に佐々岡が来て柚木の解剖を伊達に依頼した。

しかし中園が柚木の解剖を誰の許可なく強行する。

現場は混乱し佐々岡は伊達に解剖を止める様に指示するが、「出て行きなさい。ここは真実を明らかにする神聖な場所だ!我々断じて欲にまみれた権力者の言いなりならない!」と反論し中園に解剖を許可した。

中園は柚木の解剖を開始。喉から”繊維物質”を見け、「鼻孔部閉塞による窒息死」と断定。北見永士と同じく他殺だった。

その頃、和泉は柚木の自宅を捜索。「遺体から真実の標を聴く」の額縁の中から監視カメラを見つける。

和泉は柚木の自宅から見つけた監視カメラの録画映像と解剖から出た”繊維物質”の証拠のつじつま合わせを始めた。

その映像には柚木の自宅に島崎楓がいた。島崎楓は楽屋の監視カメラの映像を見せるように柚木に指示、柚木が映像を見せる準備をしている最中に島崎楓はカバンから毒物を出し指に塗った。

そして柚木に近寄りキスをして指に塗った毒物を柚木の唇につけた。柚木は急に苦しみ島崎楓はクッションを顔にあて窒息死させた。

島崎楓は監視カメラのデータを持って自宅を出た...

伊達は柚木が立ったとこから見せてくれと依頼。再度見直したら柚木が島崎楓が指に毒物を塗っているのを鏡越しで見ていた。

和泉は柚木が命を張って証明したと思ったが、柚木の遺品から亜硝酸アミルがあった。中園は柚木がもしもの時これで解毒剤を吸って最後の最後まで生きようしていた...

島崎楓は北見永士と柚木貴志の殺害容疑で逮捕する。島崎楓「私を誰だと思っているの!」と言うが、和泉は「ただの人殺し」と言って連行する。

柚木が亡くなり、中園、和泉、伊達はそれぞれの道を歩んで行く。

和泉は捜査一課に復帰し高橋と共に事件に立ち向かっていく。

和泉は妹の回復を信じ法医研で解剖医として、また後輩の育成をして行く。

伊達は柚木にもう一度最初からのやり直しを誓う。

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「サイン」 最終回の感想!


 

最終回で柚木の「遺体から真実の標を聴く」が自分の死により本当の意味で証明出来ましたね。

解毒剤を持っていたとはいえ柚木は死を覚悟していたと思われます。

柚木の意志は中園が受け継いで立派な解剖医として成長していくでしょう!

個人的にあれだけ悪事を働いた伊達がどうやって変わっていくか見てみたいものです...

最終回まで記事を読んで下さりありがとうございました。

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