「俺の話は長い」第2話ネタバレ感想! 満は意外と有言実行するタイプ?
3ヶ月の間満の姉綾子夫婦と同居が始まった岸辺家。
これからどんな新生活と満のヘリクツが炸裂するのか?
第2話の内容(ネタバレ)と感想を紹介します。
其の三 「焼きそばと海」
満は母親の房枝が朝起きて来る時間に合わせて、挽きたてのコーヒーを毎日淹れていた。
コーヒーを淹れている時の満は楽しそうで、満足そうな表情を見せる。
房枝は綾子の娘春海が学校に通いだし満のおかげだと話すが、満は綾子から感謝の言葉がないのを不満で、もっと悩めば(綾子が)いいと言う。
コーヒーを淹れて終えた満は寝てしまう。
そんな満の行動に綾子も納得できないでいた...
房枝の喫茶店「ポラリス」にいつもの常連客の3人組がいた。そこで常連客の一人諸角の娘と春海が同級生で、春海が不登校になった理由がわかってしまう。
そして房枝は満、綾子、光司に不登校の理由を話す。そのワケは恋愛で、片思いしていた男子が親友と付き合った事が原因だった。
綾子は「そんな理由で!」と言うが、満は親友に好きな人を取られたのはショックと春海をかばう。
房枝は春海の恋愛話を3人に内緒にするように念を押すが...
次の日、綾子は寝ている満の部屋に行き無理矢理起こそうする。綾子は春海がまた学校を休むと言いだし、満に説得させ学校に行くようにお願いする。
綾子は春海が休んでいた理由を言ってしまったのだった。満は拒否するが、「説得させたら5000円でどう?」と言われると一転してやる気になる!
そして満は春海の部屋に「オヤジの仏壇にお線香をあげる」と言って強引に入る。
どうしても学校に行かない春海に対し、満は「ばあちゃんをこれ以上悲しませるな。無職の息子だけならまだしも、不登校の孫まで家にいて一生懸命働いているんだよ。どんな気持ちか考えろ!」とヘリクツをコク。
春海も「自分の事を棚に上げてよくそんな事いえるね!」と反論するが、満は「ばあちゃんを悲しませるのは俺一人で十分足りてるの!」とヘリクツで応戦。話は平行線になる。
満は「いくらだったら学校に行く。2000円。3000円。」と切り出す。春海は1万円と言うと満は「マイナスじゃねぇか」と言ってしまい、綾子に5000円で依頼させらた事がバレる。
バレて開き直り満は「俺の為にお願い」と頼むが春海に部屋から出ていくよう言われ、説得は失敗に終わる。
満は昼に焼きそばを作り、春海を誘う。春海は部屋から出てきて満が焼きそばに最後に入れた調味料を聞いた。満は「カレー粉」と言い、春海は「美味しいの?」と聞くと「食べてみればわかるよ」と話した。
カレー粉が入った焼きそばを食べた春海は「悪くないね」と言うと、満は「素直にさ美味しいね」って言えないのと諭す。
それから春海は学校に行きたくない理由を急に話す。理由はどうしても出たくない授業があったからだった。
それを聞いた満は「だったらななおさら出るべきだね。どうしても出たくない授業に出て初めて吹っ切れたといえるんじゃないの。学校のヤツらに引きずってないと証明できるじゃあないの。せっかっく通い始めたのに今日休んだら”うぁ~まだ引きずっているだ”と思われるだよ。明日から通い始めても哀れんだ目で見られんだよ。俺だったらその視線に耐えらんないね。」と諭すように言う。
そしたら春海は「もうちょっといい事言って。もう一押しで行ける気がする」と学校に行く様子を見せる。
満は「どんだけ上目線なんだよ」と言いつつ、春海は車で送ってくれれば学校に行くと言いだし、満は春海を学校まで車で送る。
その車中で春海は片思いの男性のいいところを全部親友に話してしまい、自分が浮かれている間に親友に取られた事を満に話した。
その話を聞いた満は「このまま海にいくか」と言いだす。春海は「なんで昔の人は失恋すると海に行くの?」と質問する。満は「行けばわかる」と言い、春海と海に行く事を約束する。
春海を送り届けた満は授業を覗き、春海がでたくなかった授業は「フォークダンス」だったのがわかった。
綾子が家に帰ってきたら満は直ぐに成功報酬を要求。6000円をゲットする。
満は塾の帰りの春海を車で迎えに行き、海に連れて行く。春海は「失恋して海を眺めるは悪くないかも。落ち込んでいる自分に酔いしれる感じ」と話し、「どうして人生の大事な時に限って誰も教えてくれないんだろ」と満に言うと、「たまに教えてくれる人もいるんだけど、聞いている時は大事な事と気づかないものでさ...大抵の事は傷ついて覚えるしかないだよ」と話した。
其の四 「コーヒーと台所」
また朝に母親にコーヒーを淹れる満。
そこに綾子が起きたきて満にコーヒーを淹れる理由をしつこく聞き出そうするが、ケンカになってしまう。
綾子は満にコーヒーに未練があり態度をハッキリさせろと忠告するが、満はコーヒーに未練がなくコーヒーの器具も全部売るとハッキリと言った。
そしてもう朝にコーヒーを淹れるのをやめると言い出してしまう。
その光景を見ていた光司は満を飲みに誘う。
夜になり満が先に「Bar クラッチ」に到着。光司が後に来てベースギターを持って来た。
ベースを全部処分したと光司は言っていたが、どうしても処分出来ないベースがあり綾子に内緒で知り合いの家に預かってもらっていた。
しかし知り合いが引っ越しする理由でベースを預けなくなり、3ヶ月もコインロッカーに預けていた。
その話を聞いていた駒野は光司のベースを店で預かってもいいと言って、光司はベースを預ける。
満は光司が飲み誘った理由ではベースだと言う。光司はそれもあったが満もコーヒー器具を処分出来ない理由が同じだと話す。
満は「光司さんほどの情熱はないですよ」、「う~ん自分でもよくわからないんですよね。またコーヒー屋をやりたいと思わないし、かと言って興味がないかって聞かれたら、新商品の豆とか見たりするとついつい買っちゃてる自分がいるし」と自分の気持ちを話した。
その話を聞いた駒野は「そのままでいい」とアドバイスされるが...
次の日、房枝はいつもどうりの時間に起きて台所に向かうが、満の姿がなかった。房枝は寂しい表情を見せる。
満は軽トラを借りる。その荷台にはコーヒー器具の全てが積んであり、満は買取業者に35000円で売ってしまった...
「俺の話は長い」第2話の感想!
第2話では満のヘリクツは妙に説得力があり、満自身の人生論が伺えますね。
これで定職に就いていれば完璧ですが、ニートでないとドラマが成り立ちませんね。
そして売らないと思っていたコーヒー器具も全部売ったのは意外でしたね。まだコーヒーの未練があったように思われましたが、綾子に言った「処分」するという言葉は本当でした。
ある意味満は”有言実行”するタイプ?だと思います。
これから満はどのように変わっていくのか?第3話に期待したいです!