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リーガル・ハート 第3話ネタバレ感想! 乗っ取り屋の対処法とは?

   

 

今回は老舗呉服屋をめぐる再建の話。

経営を乗っ取り屋に渡りそうになるが...

第3話の内容(ネタバレ)と感想を紹介していきます。

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リーガル・ハート 第3話の内容(ネタバレ)!」その1


 

鎌倉で120年の創業を誇る老舗呉服屋「なみの」。

しかし、経営難で資金繰りに困っていた。社長の波野裕介は持病が悪化し急逝。次男の公介が経営を引き継いでいた。

経営再建の相談を村越にする。

その中で最初は救いの神と思われた人物が乗っ取り屋でないかとの話がでる。

その人物は「なみの」の役員と株主にもなっていた。

村越はこの話を引き受け、現地に赴いた。

そして疑惑の人物宅磨譲司に会う。また宅磨は公介の姉愛子とも結婚の約束もしていたのだった。

その宅磨は亡くなった兄裕介の保険金を新しい口座に入れる様保険会社に密かに連絡していた。

村越はどうやって宅磨が「なみの」に入って来たのかを公介に聞く。

2年前「なみの」は資金繰りに行き詰っていた頃、宅磨と愛子はお茶会で知り合い、姉の愛子から宅磨を紹介してきたのがきっかけだった。

宅磨は経営コンサルタントを名乗り資金援助を申し出て、波野兄弟は宅磨のことをよく調べず融資を受けてしまう。

その後は経営も上向きになり宅磨を信頼していたが、宅磨は融資金を出資金に切り替え株主になりまんまと役員になった。一人の部下も連れて。

また宅磨は「なみの」の商品を裏で横流ししている噂が立つが、突っぱねる。

ここで波野兄弟は騙されたと気付く。

村越は宅磨が経営している会社を訪問。

会社はマンションの一室で派遣型マッサージ店の待機所で、宅磨は幾つもの会社を経営しているのが判明。

村越は宅磨が手強い相手だと実感する。

そして米倉正臣は宅磨が乗っ取り屋だと調べ、そのやり方を説明する。

まず「なみの」の取引先の広告会社が広告をうって起死回生しましょうと持ちかける。「なみの」はこの話にのり広告をうつ。

広告を見た会社が大口取引を持ち掛け取引が成立。しかしこの会社はお金をわざと支払わない。これによって「なみの」は資金繰りに陥る。

この時さっそうと資金援助に現れたのは宅磨がだった。広告を会社と大口取引先は全部グルで計画的な行動だったのだ。

リーガル・ハート 第3話の内容(ネタバレ)!」その2


 

村越の考えた再建案は「自己破産」だった。

「なみの」に役員として入り込んだ宅磨は、切除できながん細胞だと説明。

債務超過と支払い能力不能により破産は十分認められると話し、承諾を得る。

そして保険金3億円と残った商品の売上で従業員の給料、退職金、得意先の債権を支払うことができると提案する。

後は役員会で5人の役員の内、破産の提案を過半数の賛成を得るのが必要だった。

破産は誰にも言わず役員会の一発勝負することのなり、極秘裏に準備することになる。

村越は米倉とチームを組む。

まずは「なみの」の商品の確保。破産の情報が洩れたら乗っ取り屋が商品の確保に動く為、事前に商品を確保し倉庫に集めて乗っ取り屋を出し抜く。

米倉が指令塔になり、その日のPM20:30開始。「なみの」の5店舗の商品全てを確保することに成功する。

そして遂に役員会が開かれた。

やはり自己破産の提案に対し宅磨と愛子は猛反発。他の2名の役員は態度を保留。破産に賛成したのは公介一人で過半数が取れず破産は見送りされると思われたが...

村越は「準自己破産」をすぐさま提案。これは過半数が取れなくても、役員などが自ら会社の破産を裁判所に申し立てることだ出来る制度。

裁判所に「準自己破産」を申請。直ぐに破産の許可を得る。破産管財人も決まる。

宅磨は商品の確保に走るが、時は既に遅し。その状況に怒りまくる。

すぐさま宅磨行動。まず裁判所に行き破産する理由がないことを説明。即時抗告をする不服申し立てをした。

またネット上に村越の誹謗中傷の記事が出て、事務所の電話が鳴り響きありとあらゆる迷惑行為が始まった。

そして「なみの」の経理担当者が行方不明になる。村越達は行方を追うが見つからない。

即時抗告の書類を作らせない為に宅磨が連れ去ったのだった。

そんな中、愛子が横浜のファミレスで宅磨の車を見かけたと言われる。

遂に経理担当者を見つける。やはり宅磨が連れ去り即時抗告する為の書類を書かせようとしていた。

村越は経理担当者を連れて帰り、その帰り宅磨の部下に暴行にあい宅磨は逮捕され、無理矢理書類を書かせようとしていた会話をボイスレコーダーに録音することにも成功する。

宅磨が逮捕されたことにより、脱税や背任などの罪が次々とあかるみになった。

「なみの」は自己破産。波野兄弟は仲直りし再起をするのを誓うのだった。

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リーガル・ハート 第3話の感想!


 

第3話ではこれまでと違い、村越が熱弁をふるい相手を説得するのではなく、弁護士としてちゃんと法律を使い問題を解決する姿勢が印象的でしたね。

しかし、従業員にとってはいきなり会社がなくなるはまさに「寝耳に水」の状態。

会社は誰のものか?と考えさせられる話でした。最後は円満に終わっていますが、その裏では困っている人もいるのを忘れないでもらいたいものです。

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